めちゃくちゃ失礼な話なんですけど、
「こういうのでいいんだよ」感があって好き。
本当に失礼極まりなくて申し訳ございません……。
今回読んだ作品:聖女の魔力は万能です
こんにちは、浅田です。
今回は、アニメ化もされた人気ライトノベル「聖女の魔力は万能です」を読みました。
この作品ははてなブログ時代に読んで感想記事を投稿したことのある作品ですが、
ちょっと他方面で疲れてしまったので読み直すことにしました。
(繋がり……なくない?)
あらすじ
異世界トリップ/聖女
20代半ばのOL、セイは異世界に召喚され……
「こんなん聖女じゃない」と放置プレイされた!?
仕方なく研究所で働き始めたものの、常識外れの魔力で無双するセイに
どんどん“お願い事”が舞い込んできて……?
サイト説明文より引用
登場人物
主人公。
現代では20代OL。
残業帰りに異世界へ召喚された。
勝手に召喚された挙句「聖女じゃない」と罵倒され、
王宮にある薬用植物研究所で働き始める。
一般人として生活をしようとするも、彼女の能力で
次々と奇跡が起きる。
現代では女子高生。
セイと一緒に異世界へ召喚された。
王子から「聖女」として大事に扱われる。
簡潔な感想
典型的な「アンタらが捨てた私は実は凄かったんやぞ!」小説です。
しかしこれは悪い意味の「典型的」ではありません。
近年の主人公過剰age敵過剰sageとは全く違うのですから。
というかアイラちゃんは敵じゃないぞ。
異世界召喚に戸惑い涙を流したら王子に過保護にされてしまっただけで。
それぞれのやりたいことをやる、みたいに展開されたのは良かったと思う。
「ざまぁ」も見られずただチートな聖女が送る日常モノとして読めば、
かなり落ち着きます。
それだけ浅田の心が荒んでいるってことだよ……。
少し読みにくく思える部分があるかもしれない
話の流れとしては比較的大人しいかつ穏やかなので良かったものの、
読みにくい部分がちらほら見られます。
というのも地の文が一人称(セイ視点)で、彼女は少し口が悪い方です。
だから好みが分かれそうな文章になっています。
浅田はこの部分がマイナスに思えました。
自分は読みやすい文章を書けもしないのにねぇ。
ダイナミックさとかを求めるのはオススメしない
作中でのセイは確かにチートで大活躍をしてはいますが、
無双!って感じではありません。
爽快感溢れるチート無双ではなく、彼女の起こす奇跡を見る、異世界生活を見る。
そういう感じで見る方が楽じゃないかなと思います。
総合的な評価
ストーリー | |
キャラ | |
読みやすさ |
最後に
落ち着いて読めるというのは良いことですね。
アルファポリス・レジーナブックスももう少しマイルドになってくれないかなぁ。
多分ですが実現するのはかなり先になるでしょうが。
今回は以上です。
ありがとうございました。
「聖女」を取り扱った音声作品
召喚された聖女は裏切りの皇太子と世界を正す
召喚された聖女は裏切りの皇太子と世界を正す
召喚された聖女は真面目系騎士団長と世界を壊す
召喚された聖女は真面目系騎士団長と世界を壊す
聖女の婚姻~寵愛の陰謀~
聖女の婚姻~寵愛の陰謀~