今回読んだ作品:「聖女様のオマケ」と呼ばれたけど、わたしはオマケではないようです。1
ジャンル
異世界トリップ、聖女、チート
あらすじ
「わたしを厄介者扱いしてきたやつら、逃した魚の大きさを知るがいい!!」
クラスメイトと一緒に異世界へトリップしたら、あっちは聖女、わたしは“オマケ”!?
召喚先の中堅国はわたしを厄介者だと邪険な扱い。
そんな時、手を差し伸べたのは大国・ワイエル帝国の皇弟殿下で──
「貴様は聖女と共に召喚された娘か?」
いきなり貴様呼ばわりする超不機嫌顔の殿下との利害の一致で、
彼の婚約者となり帝国に住むことに。
そしたら聖女以上の魔力持ち、ついでに“聖竜の愛し子”であることも判明し、
ついには帝国の聖女をすることになっちゃった!?
サイト説明文より引用
登場人物
主人公。
異世界の王国:ドゥニエ王国による聖女召喚によってトリップした。
パッと見魔力を感じ取られなかった所為で王国の人々に冷遇されていた。
だが実は全属性魔力持ち。
帝国の皇弟殿下:ディザークに助けられ、帝国の聖女兼彼の婚約者となる。
ドゥニエ王国の聖女召喚の際沙耶と一緒にトリップした少女。
沙耶と違い可愛く可憐な見た目をしている。
王国の人々に「聖女」として敬われている。
多くの属性の魔力を使えるが上手く扱えないでいた。
ワイエル帝国の皇弟殿下(皇帝陛下の弟)。
王国で冷遇されていた沙耶とメイドのマリーを助けた。
クールに見えるが沙耶に照れたり可愛らしい所がある。(沙耶談)
簡潔な感想
二人とも幸せ・自分のやりたいことを見つけられてよかった!!!
というか二人とも仲良しでよかった。
こういう
系のライトノベルって、
- 一方その頃追放した側は大混乱!
- 一緒にトリップした子は不利になったことで……。(転落)
がお約束になりがちじゃないですか。
アルファポリスとレジーナブックスと
ベリーズファンタジーの読みすぎじゃありませんの?
ですよねー。
でもこの作品は、
王国に残ったユウナは自分の思いを伝えることができて
最後はサヤたちと一緒に聖女の役目を全うすることを決めることができた
で終わったので、超スッキリしました。
本当に良かった!二人仲良くお互い聖女として頑張ろうEND!
ただ心残りなのは聖竜:ヴェインの出番が異様に少なかったことですね。
挿絵で見ると人の姿になった彼は長髪美青年でしたから。
もっと出ても良かったのではないでしょうか。(真剣)
ざまぁというより見返し
「わたしを厄介者扱いしてきたやつら、逃した魚の大きさを知るがいい!!」
この作品で大々的にアピールされているポイントって、これですよね。
パッと見魔力を感じ取れなかったからという理由でロクに(魔力属性)鑑定もせず、
見た目が地味なことも含めてサヤに散々嫌がらせをしてきた王国の人々。
その冷遇してきた「聖女のオマケ」が実はめちゃくちゃ凄い聖女だった。
そんな彼女を厄介者扱いしてきた奴ら今ねぇどんな気持ち~~?
大まかに言うとこんな感じです。
でもこれ然程「ざまぁ」じゃありませんよね。
世に出回っている「ざまぁ」って、対象を完膚なきまでに追い詰めるじゃないですか。
この作品での対象……王国の王太子とディザークの婚約者候補は、
社会的には詰んだけど廃嫡だの何だのみたいなラインで終わってないんですよ。
貴族・王族的にはキツいでしょうけども。
だからこの作品は「ざまぁ」というより「見返し」で落ち着くのではないかなと。
そう思います。
2巻が楽しみ!!
お互い聖女として頑張ろう、という風に終わった1巻。
2巻ではさてどうなるのやら。
あらすじではどうやら魔物討伐に向かうようです。
聖女と共に召喚されたタダのオマケと思いきや、
実はチート級の魔力持ちだった女子高生の沙耶。
今や帝国の聖女として、民を癒やし、結界のための魔力を提供し
──と忙しい日々を過ごしていたら、魔物討伐の任まで舞い込んで!?
ワイバーンをはじめとする多数かつ強力な魔物たち。
そこで沙耶がある提案をすると──
「はっはっは! 実に荒っぽく愉快な策だな!」
婚約者の皇弟ディザーク、聖竜ヴェインとともに戦う沙耶が編み出した規格外の作戦とは──?
サイト説明文より引用
やったー!!!
長髪美青年聖竜:ヴェインがメインキャラになってる!!
一体どんな作戦なのか!?楽しみです!
ユウナは出てくるのかな?
総合的な評価
ストーリー | |
キャラ | |
読みやすさ |
最後に
読んでて楽しかったです。
これで心置きなくがるまにに潜れる……。
メンタルサウナはやめなさい!!!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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