※今回のレビューは前ブログに投稿したレビュー記事をリメイクしたものです※
「TELL ME WHY?」とは
あらすじ
警察/刑事
それはある夏の出来事。
帰宅途中、暴漢に襲われたあなたは
偶然付近を警ら中だった警察官、マツエ タダヨシに救われる。
恐怖に震えるあなたは取り乱し、今後の不安を涙ながらに訴える。
「苦しんでいる人を助けるのが我々の仕事ですから。俺が、あなたを守ります!」
そう約束してくれた彼の姿はまさに正義のヒーローだった。
優秀な警官であったマツエの働きかけもあり、
その日からアパートには警察の警備が付いた。
自身が当番の際には声をかけてくれたり、
元気が出るからと差し入れを届けてくれたり、
外に出る勇気のないあなたを警察署の屋上に連れ出したりもしてくれた。
学生時代、辛いことがあると屋上で気分転換していたあなたは
当時のことを思い出し、前向きな気持ちと共に
徐々に日常生活を取り戻していく。
マツエはあなたにとって正義の味方で、恩人。
やがて、趣味や考え方の似ている彼に惹かれていった。
だが、そんなふたりの前途に暗い影が落ち始める――
サイト説明文より引用
登場人物
| マツエ タダヨシ 23歳(警察官) | 誰にでも明るく気さくにふるまう笑顔の絶えない性格で 子供からお年寄りまで街の人々にも評判の警察官。 仕事に真面目で正義感が強く、 火災現場に勇敢に飛び込み、子供を救出するなど 巡査ながら数々の賞誉を授与される功績を上げている。 弱いものいじめと悪が許せない熱血漢。 |
簡潔な感想
せ、切ない……。
病んでる、無理矢理要素あり、そして特典まで聴くとバッドエンド……。
販売ブランド名を確認すると「カナリアレコード」。
あの「執着eyeシリーズ」を作ったところだったか……。
あのシリーズを出した所ならやりかねんエンドだったな、と納得しました。
分かりやすい二面性持ち彼
街のみんなから慕われる警察官:マツエ。
そんな彼は過去のこともあってめちゃくちゃ狂った恐ろしい男でもあった。
普段浅田は「がるまには基本倫理観が崩壊しているからな」とか言ってますが、
このマツエは段違いの狂気。そして倫理どころか情緒が心配になる……。
試聴でも彼に二面性があるのは分かってはいましたが、
全部聴くとここまで来るか……!!と唸ってしまうレベルでした。
こ、怖い……。
ヒロインに対する彼の何もかもが怖い。
全部聴いた後に前半の優しく明るい彼の振る舞いを聴いていると更に怖い。
執着も怖いし、行為に及ぶ前後の口振りも怖い。
一番恐ろしい部分は、「彼の情緒不安定ぶり」。
彼の本性が判明した後は
急に笑いだしたり、他人を嘲笑ったり、ヒロインを脅したり……。
「執着eyeシリーズ」もですが、
本性がヒロインにバレた後の彼の情緒不安定な演技が本気で怖い。
絶対寝る前とかに聴いちゃダメですよ。
特典まで聴くと……。
本編は怖いけど、特典まで聴くと今度は切なくなる。
特典のタイトルは「九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)」。
意味は「長い間、努力してきたことが、あとわずかのところで失敗に終わってしまうことのたとえ。」

彼はヒロインを一筋の光として見て彼女を手に入れる為に警察官になったり色々と手を尽くしてきたのに、
彼女から光(笑顔)が消えてしまい……。
そしてラストの彼は……。
聴くと一気に切なくなります。
この感覚を共有したいので、皆様是非この作品を購入される際は
「特典付き」を絶対購入してください。
「TELL ME WHY?」まとめ

- シナリオが思いっきり刺さる
- 猿飛さんの演技が恐ろしい
- 特典を聴かないと切なさを共有できない(恐怖オンリーになるのは勿体ないので)
カナリアレコードさんの切ない系音声作品は
「闇レコ」と呼ばれているそうですね。
アリプロの「黒アリ」「白アリ」みたいなものでしょうか。
じゃあ浅田今まで「闇レコ」しか聴いてこなかったわけですか……。
今回は以上です。
ありがとうございました。


