はじめに
こんにちは。浅田です。
今回は「狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する」という作品を読みました。
さて、皆さんは「狂戦士」というとどのようなイメージを抱いていますか?
戦闘一辺倒?
ヒャッハー系?
話通じない?
やっちゃえ?
この作品の狂戦士は至って冷静。
戦闘に特化している一族の者であり狂戦士。
そんな彼は一体どのような活躍をするのか。
……ところで全く関係のない話なんですけど、
今まで書評ブログのテンプレートに沿って書いて投稿していたレビュー記事。
もう面倒くさくなってきたので、
従来のスタイルに少し戻して書こうと思います。
勝手に始めておいて何て言いぐさだってお話ですけども。
書評ブログのお手本を紹介してくださった方にたいへん失礼だろうと。
誠に申し訳ございません。
それでは、以下感想です。
今回読んだ作品:狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する
ジャンル
ゲーム世界転生・最強主人公・本編改変
あらすじ
辺境貴族ファルコナー家の末子、アルバートには秘密がある。
それは、異世界からの転生者であること。
ファルコナー家は辺境でも屈指の戦闘一家で、幼少の頃より戦場で育てられた。
14歳のある日、この世界が、前世で一度だけプレイしていたゲームにそっくりであると気づく。
しかし、そのゲームの記憶は曖昧。
果てには自分は名前すら登場しない「モブ」だった。
自身の存在意義に疑問を抱き始めたアルは
ゲーム本編の舞台であるラドフォード王立魔道学院に入学することになり──!?
何もかも異質なモブが世界を狂わせる痛快ファンタジー第1弾、予測不能の開幕!!
サイト説明文より引用
登場人物
モブ転生主人公。通称「アル」。
ゴリゴリの戦闘メインの辺境貴族:ファルコナー家の男爵令息。
オリジナル魔法「銃弾」をはじめとしたスキルを用いて、
ゲーム内を無双していく。
「やられたらやり返す」スタイル。
簡潔な感想
タイトルで分かるように、
とあるゲームのモブに転生した主人公が、
自身の無意識の行動によって、
ゲームの道筋や展開をぶっ壊していくお話です。
表紙の主人公の表情から
もうモブさがすっ飛んでいってしまってますよ。
まだ一巻なのに!?物語を始めてもいない所から!?
……ってなるぐらいヤバいです。
この作品で気になった&感じた点は、
- 最強だけど変な持ち上げがない
- 敵の命が軽すぎじゃないか?
の二点。
最強だけど変な持ち上げがない
主人公:アルは生まれた家がとんでもなく脳筋&戦闘特化の一族だから、
もうずっとバトってるし無双してる。
無双している狂戦士だから周囲からの評判も半端ないはず。
でも作中では
アルがとんでもない奴だと噂される
対峙した人たちがみんな「こいつ(アル)、只者じゃない!」とリアクション
ぐらいに収まっている。
何かTUEEEE系で見る
「おい!こいつ(主人公)に何て振る舞いを!最強なんだぞ!」
みたいな直接的な表現がなくて良かったと思う。
ひたすらバトルしてた。
敵の命が軽すぎじゃないか?
これはめちゃくちゃ思った点です。
いくら主人公が無双するくらい強くても、
敵の頭部があっけなく吹き飛んだり、
すぐ手足がもぎ取れたりするのはちょっと怖いよ……。
ラブデスターという漫画に出てきた愚かモブみたいに呆気ないんだね
この作品に登場する敵たち……。
総合的な評価
ストーリー | |
キャラ | |
読みやすさ |
最後に
恋愛要素は今のところ見られず、
バトル小説としてスラスラと読めます。
楽しいです。
敵の呆気なさはちょっと気になるけれど。
今回は以上です。
ありがとうございました。