はじめに
こんにちは。
浅田です。
パニック パニック パニック
素材を 集めてる
(要求数)多いゾ 金林檎が20も減ったゾ
お お お お お

ど、どうしましたの!?急に!



キャッキャッ



嗚呼……
周回で頭がおかしくなってしまったのですね……。
冗談ですよ。
そう簡単におかしくはなりませんよ。
最近は心を落ち着けるためにライトノベルを読んでいます。
今回は、問題児:アルファポリス・レジーナブックスの作品ではなく、
別方向に問題児なベリーズファンタジー作品を読みました。
以下、感想となります。
今回読んだ作品:お姉様、いつまで私のこと「都合のいい妹」だと思っているのですか?~虐げられてきた天才付与師は、第二の人生を謳歌する~


あらすじ
幼い頃から暴君そのものの姉に虐げられてきたエリー。
大人になり、姉が営む工房でこき使われながら魔力付与の仕事を必死にこなしていたが、
とうとう魔力の限界で倒れ「役立たずは要らないわ」と捨てられてしまう。
絶望するエリーだったが、偶然訪れた公爵に拾われ助手として魔導具の研究を手伝うことに。
無自覚ながらも難解な付与を次々とこなし、自分の力を惜しみなく発揮していくエリー。
一方で姉は簡単な魔石の付与もできず、窮地に立たされていて・・・!?
「都合のいい妹」はもういませんよ?
無能少女が自らの手で幸せを掴む、大逆転劇!
サイト説明文より引用
登場人物
主人公。
幼い頃から姉:ジャクリーンに搾取されてきた少女。
姉の代わりに魔力付与の仕事をしてきた。
魔力を使い過ぎたことにより倒れていた所をアーヴィン達に助けられる。
凄まじい魔力の持ち主。
魔導具の研究をしている公爵。
語弊を招く発言が多く、エリーやサイラスにツッコミを入れられている。
アーヴィンの従者兼助手。
明るくフレンドリーな振舞いをする。
エリーの実姉。
魔石への魔力付与をエリーに強制し、その手柄を自身のものにする。
エリーが口答えをすると暴力を振るう。
簡潔な感想
良い感じのお話で読みやすかった。
しかし若干タイトルと内容が違う。
タイトルでは姉をバッサリ切り捨ててざまぁみたいに取られると思います。
いつまで~思っているのですか?というのがまさにって感じ。
でも実際は
主人公は最後まで姉を見捨てることができない
という状態でストーリーが終了します。
前々から思っていたのですが、
ベリーズファンタジーは作品の内容をきちんと精査した上で出版しているのか?
……って。
これ今回は若干程度で済んだけど、
ハッピーエンドそうなタイトルで内容がバッドエンドだったら。
マジでヤバくないですか?
純愛そうなタイトルで内容がNTRだったり
百合っぽいタイトルで男が挟まってる内容だったら
デモが起こるぞ。



全年齢で良かった、まだ救われた。
話を戻して、作品の内容について。
この作品は、定番のシンデレラストーリーです。
家族等身近な人たちに虐げられていた主人公が、
優しい人たちに救われ幸せになり自分を虐げた人たちを見返す。
こういったテンプレに則ってストーリーが展開されていきます。
今まで姉に魔力付与の仕事を押し付けられ、
その手柄を姉に奪われ給料ももらえない。
魔力を付与し続けた所為で疲労がピークに達しても、
ポーションを飲まされ酷使される。
そんな生活を送ってきたことで魔力欠乏を起こして倒れると、
「あたしの目の届かないところで、とっとと飢えて野垂れ〇ね!」
と姉は吐き捨てて去っていく。
これでもかというぐらい「暴力」がやってきて、
読んでいて震えました。
ここから逆転するという展開がウケるのでしょうが浅田はつらかった。
たとえ逆転をして主人公は幸せ、姉は破滅……になっても、
序盤の仕打ちを綺麗さっぱり忘れられるのか?
それって幸せなのだろうか?
と考えてしまいます。
とっても面白い話なのに、引っかかる部分が多く思えました。
「固執」が目立つ
エリーの実力が認められ活躍をしていくと、
対照的に実姉:ジャクリーンは追い詰められていく。
ずっと「自分は優れている!エリーは役立たず!」って言ってて、
「愚か」ではなく「固執」「執着」が目立つ。
この部分で恐怖が増すのです。
人間、そう簡単に変われないんだ
実姉にこれでもかというほど虐げられてきたエリー。
終盤、何度も裏切られたにもかかわらず
魔力枯渇(この世界では死に値する状態)に陥りかけた実姉を助けます。
終始一貫してエリーは「お人好し」が過ぎます。
性善説オンリーで生きてきたのかと思うくらいお人好しです。
自分に対し「野垂れ〇ね」と吐き捨てた人物を助けるという行為。
優しい!お人好しだよ……。
という感情よりも
「嗚呼ストックホルム症候群やDV被害者みたいな状態に陥ってるのかなこの子」
という感想が浮かび上がってきます。
読解力や想像力が足りなくてごめんね……。
マジで……。
総合的な評価
ストーリー | |
キャラ | |
読みやすさ |
最後に
がるまにで新作音声作品を購入しましたので、
近々感想記事を投稿すると思います。
シリーズものだから情報が雪崩れこんでくるよ……。
今回は以上です。
ありがとうございました。


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