はじめに
こんにちは。
浅田です。
今回読んだライトノベルは、
「役立たず」と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました
です。
ベリーズファンタジーでよく見られる
「虐げられていた幼女がイケメンパパと優しい家族(大体イケメン)に愛される」
ストーリーのような雰囲気ですが、
詳細は一体……
以下、この作品の紹介です。
「『役立たず』と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました」とは
あらすじ
「聖女」ともてはやされる双子の妹と比べられて育ったアルトリシア。
魔石を扱えないことから「役立たず」として捨てられてしまう。
けれど行き倒れそうになったところをイケメン獣人に助けられ、
伝説級の聖騎士のお屋敷に保護されて――
始まったのは、最強パパともふもふから過保護に甘やかされる日々!
しかもアルトリシアには、魔石に様々な効果を与えることができる
特別な力があると判明して・・・!?
希少な力に目覚めた捨てられ幼女の、人生大逆転ストーリー開幕!
サイト説明文より引用
登場人物
アルトリシア | 主人公。愛称はアルティ。 妹と比べられ日々家族に虐げられていた。 魔石に関して特別な能力を持っているようで…… |
ゼノハルト | ミラルド王国エクレル領の領主である青年。 最強であり少し堅物な聖騎士だが、 養子のアルティを深く愛する。 |
ルブ | サフィ魔獣の双子。 人型になることができる。 家族となったアルティに優しく接する。 |
ティト | ミラルド王国の王太子殿下。 魔獣の血を引いていて、白い犬の姿になれる。 アルティが大好き。 |
アルティの家族たち | 今までアルティを虐げていた人たち。 魔石から力を引き出すことのできないアルティを 「役立たず」と罵り、彼女を鉱山に捨ててしまう。 |
「『役立たず』と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました」の魅力
パパも他家族たちも優しい
捨てられたアルティを保護してくれたのは、
イケメンで領主な聖騎士とイケメンで魔獣な双子。
そしてかわいい白い犬姿の王太子殿下。
みんな純粋に優しいです。
何故「純粋」を付けたのか。
こういう「最強スペックに愛されています」系って
「主人公を悪く言う奴を威圧したり酷けりゃ暴力を振るってくる」
なんてのが出てくるんですよ。
昔読んだ
「チートバーサクお父様に愛される転生悪役令嬢モノ」
がそういう系だったというか。
この作品にはまずそういうのが見られなくて、
ひたすら愛されたり守ってくれたり
アルティの能力について話してくれたりと
とっても優しい世界が広がっています。
活躍するシーンは少な目だけどそこが良い
主人公:アルティはお約束ではありますが、
魔石に関して珍しい能力を持っています。
この作品の世界では、
「魔石から力を引き出す」能力で魔法使いの優劣が決められています。
しかし彼女が持っているのは
「魔石に様々な効果を付与する」という能力です。
魔術の能力があんまりでも、忍術など他能力に優れていたので強キャラだった
……みたいな。
流石ですお兄様
アルティは自身の持つ能力を用いて周囲の人たちの手助けをしていきます。
- パパ:ゼノハルトたちの魔獣討伐のサポート
- 大規模な火災の消火
大きな活躍はこの二つ。
一巻の中に奇跡級の活躍はこれくらいで丁度いいと感じます。
いくら彼女の能力が素晴らしいものでも、
どデカいのが立て続けに起こると疲れてしまいますからね。
だからこのくらいが良いと思いました。
その分愛され部分を楽しめますからね!
「『役立たず』と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました」の残念な点
非難や断罪する相手は誰?と悩む
唯一残念な点だと思います。
こういう「無能って言ってたのに今更戻ってこいと言われてももう遅い」系には
必ずと言ってもいいほど断罪相手……いわゆる「ざまぁの対象」が居ます。
この作品にもそういうのが居るわけですが、
対象の範囲がはっきり定まっていないような気がします。
アルティを虐げていた家族?父親の知り合い?
断罪相手は彼ら全員かと思いきや
終盤で裁判が行われ、父親とその知り合いが被告人として出廷しました。
つまり直接断罪するのは被告人である二人です。
中盤でアルティを罵り、活躍の場を彼女に奪われた妹は一体何だったのか。
ずっと被告人二人がヒートアップしていたので、
そこだけが残念でした……。
「『役立たず』と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました」の評価&まとめ
「『役立たず』と捨てられましたが、最強パパともふもふの愛娘になりました」
のAmazonでの評価は……
4.2!!
Amazonレビューでは
心おだやかになります。ほっとします。
とありました。
- 丁度いい愛され&活躍具合
- 非難・断罪相手が曖昧
最後に
月末にがるまにの音声作品をまとめ買いする予定。
がるまにのセールや特集のタイトルって狂気に溢れていますよね。
「甘く濃密な秋の訪れに!潮吹きセール」
みたいな。
いやその理屈は……。
今回は以上です。
ありがとうございました。
この作品は読み放題対象です!